ドルおじを読んでドール沼に沈んでいくおっさんの日記 その8

前回のあらすじ

 

コーナー(カメラ)で差を付けろっ!

 

~~~~

 

ついにこの日がまいったのじゃ…

そう、本日は…

 

 

原宿にフルチョの仮組しにいくゾ!!!

 

 

 

\ 鬼 哭 啾 々 /

 

サイトを見たところ、仮組は予約が出来ないらしい…

とは言え遠出なので今日無理デースとか言われても困る、とりあえず電話をしてみる

 

俺「すいません、仮組の相談したいんですけど…」

店「仮組ですね、本日ですとー…15時~18時半であればお受け出来ます^^」

俺「分かりました、伺わせていただきます~」

 

 

 

 

何も成していないけど既に優勝ムード、楽しくなってきたなぁオイ!

 

くねくねしながら支度を進めつつ、動画を垂れ流す

 

https://youtu.be/8yrOjc1fBeU

ドル沼chの新作動画、なんか色々面白かったから貼っとく

 

支度を済ませて車でびゅーん、16時半ころに無事原宿到着

 

結構こーゆー人多い気がする、若い頃から通ってる人とかあの頃の幻影を纏って歩いてそうだよね、俺もその一人ってワケ

 

駅前なのもあり、道に迷わずするりと到着、天使の窓さん

 

 

早速フルチョの相談!

 

…の前にちょっとだけ…ちょっとだけドール眺めてから行こうかな…

 

 

 

 

 

 

ほ~~~~~~~~~~~ん????👺👺👺👺👺👺

 

 

は~~~~キレそう(キレてる)

 

 

(お座りして本読ませるの、いい、よく分かってる、卑しかお店、卑しかお店ばい、俺もお迎えしたら撮ろう)

 

そんな決意を胸に、仮組するために奥へと進んだ

 

 

恐る恐る中を覗く…

 

部屋の中は特別な空間ではなく、普通のお店だった、逆に安心した(一応写真は控えた)

 

俺「すいません、仮組の相談したいんですけど」

店「はい、ご相談ではなく仮組…でよろしいですか?」

俺「……?仮組の相談したいんですけど、え~っと…?」

店「仮組ですと、お客様のイメージや希望がはっきりしており、パーツやアイを付けての最終確認のようなものになります。相談ですと、お客様が明確なイメージや希望を持つために色々とお話をさせていただく…というものになります。ご相談と仮組どちらにいたしますか?」

俺「(あーなるほど)じゃあ相談からお願いしてもいいですか?」

店「分かりました、ではこちらに荷物を置いてもらって、座ってお待ちください」

 

とりあえず相談可能なことに一息付く、流石にドキドキするな…

 

店「では、今回担当させていただきます○○と言います、よろしいお願い致します。お客様は過去にフルチョイス等はされたことありますか?」

俺「いえ、初めてです、お迎えも初めてになります」

店「お迎えも初めてなのですね…!ありがとうございます」

心なしか嬉しそうな気がした

店「いいですねぇ、初めてのお迎えでフルチョイス、いいですねぇ…!」

いやめっちゃ嬉しそうだわ

店「ではご相談とのことですが、何かお悩み等ある感じでしょうか?」

俺「えっと、ある程度イメージは出来ているのですが、初めてで不安も多いから最後の一声と仮組で雰囲気見れたらなーって伺いました」

店「なるほど、了解しました。では色々と初めてと言うことで、説明しながらお話を伺いますね」

それから本当に細かく丁寧に説明してもらった

実物を見て触っての確認、色味の違い、こういった方向で考えてると話をしてからのオススメと理由、見る見るうちに俺の理想を詰め込んだうちの子のデータが出来上がっていく、慣れたその流れに流石プロやなーって感じだった

 

 

仕事だからまぁ当たり前だし、お姉さんの性格もあるんだろうけど、俺がこうしたい、こう考えてる、これが好きと言うと「いいですねぇ…!」「素敵ですね…!」「可愛いですね…!」と全て肯定されてちょっと面白かった、俺はこの人を全肯定お姉さんと呼ぶことにした

 

肯「お客様のイメージが思った以上に固まっててスムーズなので、このまま簡単な仮組をしてオーダー記入していきましょう」

俺「え、これで固まってる方なんですか?かなりふわふわしてたつもりだったんだけど」

肯「そうですね、悩む方はとても悩みますので」

と軽く苦笑い…てほどではないけど、苦笑い寄りの笑顔で話してくれて、ある程度察した

心のなかで(こんな気持ち悪いおっさんの性癖話聞いてくれてありがとうな)と思いつつ、オーダー記入を全て済ませる

肯「ではこれで終了になります、やったー!お疲れ様でした」

俺「いえいえ、こちらこそ色々聞いてもらえて本当に助かりました、来週のフルチョもよろしくお願いします」

肯「分かりました、来週まで変更できますので、決まっていない所やお悩みの所はフルチョイスまでに決めていただければと思います。それではこちらを…」

 

肯姉ぇから仮オーダーの入った封筒を受けとる

この封筒が既にうちの子のように感じ、愛おしく、そして暖かい気持ちになり、自然と笑顔になってしまった

 

俺「………ありがとうございます、じゃあ来週楽しみにしています」

肯「はい、お待ちしております!」

 

こうして仮組相談は無事に終了した

今まで朧気だった姿がハッキリとした形になり、一気に現実味を帯だした

 

来週楽しみだ

 

 

つづく