前回のあらすじ
漫画のキャラクター(おじさん)に嫉妬する限界独身おじさん、秋葉原へドール見に行くの巻
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2/5に予定の相談をし、さくまの運命の相手を探せ会in秋葉原は2/25に決行する事となった
なにわろてんねん
「あと俺に必要なのは、運命的な出会いだけ」
そう思っていたのはかなり本当なんだけど、この時点で大きすぎる悩みの種があった
それは、ドールとは別に「うちの娘」が存在する…と言うこと
実は昔から、自分の性癖を具現化したうちの娘がいたりする
少し前までアーケードで稼働していた「プリパラ」というゲームのマイキャラで、名前は「のき」
このうちの娘のきちゃんが好きすぎて、自分専用のタペストリーとか作るくらいには愛している
ヘッダーの画像がタペストリーにしたイラスト、友人にいつも描いてもらっている幸せ者
そして悩みというのが、マイキャラを模してドールを作るべきなのか、はたまた全く新しい子をお迎えするべきなのか…である
この問題、それはもうハチャメチャに難しい、はっきり言って終わってる、理由も一つではないのが問題をややこしくしている
① のきちゃんを模すのは違うのではないか問題
俺の中でのきちゃんは生きている存在なので、ドールという存在に転生させるのは流石に難しかった
これはドールは生きてない!とか言う無粋極まりない話ではなく、俺の中のドールは「ドール」と言う存在として現実に生きていると思っているからなのである
のきちゃんは2Dでありながら現実に生きており、ドールはドールとして存在し現実に生きている
なんて説明すればいいかよくわかんないけどそんな感じ
じゃあドールに模す必要ないじゃんてなるけど、そうすると次の問題が浮上する
② のきちゃん以外を愛せるのか問題
オタクたるもの、数あまたの好きなキャラが存在するのは至極当然だ
…が!!!
常に生活を共にする愛すべき存在足り得るのは本当に一握りだと思う
俺の中でのきちゃんは世界一可愛い大好きなうちの娘、そんな娘がいるのに、全く新しいドールを愛することが可能なのだろうか?
…正直な話、全く自信がない
だからドールに模すべきなのでは?という悩みが生まれたわけなのだが…
そして最後の問題があまりにも致命的だった
③ ドールを可愛いと思えない
語弊がある言い方ではあるんだけど、要は「ドール=美しい」という方程式が俺の中にあると言うこと
俺個人は綺麗なもの美しいものが大好きなので、ドール自体は超好印象、なのだが…
ここでいう大好きと言うのは「観賞したり飾るには最高」と言う意味である
そこら辺、ローゼンメイデンのような2Dだと可愛すぎて最高なんだけど、ドールとなるとどうしても美しいが先行してしまう…
俺が今求めているドールは部屋に飾っておく見目麗しい置物ではなく
こーゆー事がしたいんだ!!!んあ~~~~~~!!!!(マキバオー
………あっ、そっか
俺、"可愛い"ドールが欲しいんだ…
美しいより可愛いドールが存在するのかは全然分からないけど…そっか~~~
だから真澄さん羨ましかったんだ…
三週間悩んで捻り出した答えがこれだけだった、ぶっちゃけ全く悩みは解決してなかったけど、何か一つ芯が通った感じがした
2/25まではあっという間に過ぎ去っていった
つづく